芸術には興味あるけどなんだかよくわからないし面倒くさい。
そもそも、美術館ってどこにあるの?何から観にいけばいいの?
うん。うん……。よくわかります。
あまりにも自分とかけ離れた分野や文化ってあまり興味が持てなかったり、興味はあってもなかなか入り込めないものですよね。
ましてや、美術館なんてまず自分から動かなきゃなかなか情報は集まらないわで下手したらもう何年も行けない状態が続いて、
ますます腰が重くなってしまうものです。
の様にもっと気軽な物でいいと思うのです。
でも、本やテレビと違って美術って近所の本屋さんなど生活圏内にあることの方が珍しいから、そんな簡単にはいかないのも事実。
特に、現代アートにいたってはコマーシャルもあまりやらない為に情報が入りづらい。
そこで今回、定休日と時間を調べればとりあえずおもしろい事をやっている大きな美術館についてご紹介します。
言わずと知れた、森美術館!この美術館の素晴らしい所は、なんといっても六本木駅すぐにある事。場所もわかりやすく六本木ヒルズ。夜も遅くまでやっているので、会社帰りにたちよるのも可能。入り安さとしては最高です。ここが他と違う事は一度の企画展の開催期間がやたら長い所です。つまり、気になる催し物があっても5ヶ月とか4ヶ月のスパンなので気づいたら終わっていたなんてことも少なくなります。
企画自体も一風変わった物が多く、過去に「笑い展」なんて展示もやっていました。入場料が高いなんて欠点はありますが、その分展望台がおまけでついてきます。
六本木駅からミッドタウンの方に歩いた所にあります。国立新美術館はとにかく展示スペースが多く、一つ一つの部屋がでかい!そのため、タイミングさえよければ一度に多種多様なジャンルの作品が観れます。現代アート、古典美術、書道、水彩画や公募展の発表、美術学校、専門学校の卒業展など、美術の見解を広げるには最適な場です。ただ、国立新美術館の企画じゃない場合は開催期間が短いため興味のある展示がある場合はちゃんと公式ホームページを確認してからの観覧をおすすめします。
国立新美術館は建築家の黒川紀章がデザインしており、外観もかっこいいです。
木場駅や清澄白河駅などからアクセス可能。少し行きづらい場所にあるものの、コレクションしている作品が多く常時展だけでも見応えがあります。企画展示も現代アートはもちろん変わった所で過去にジブリ関係の大規模な展示もありました。毎年トーキョーワンダーウォールの入選作品の展示会も一年に一度行われており、若手の育成や一般の方などに現代アートを広めようとする姿勢がみられ非常にgoodです。こちらもとにかく訪れた方が良いのは確かなので、是非いきましょう。
竹橋駅近く、東京駅からも散歩がてらに皇居を通過して行く事ができます。 名前の通り近代の美術品の展示が多いものの、現代アートの企画展もよく催しされています。12000作品に及ぶ、コレクションを所有し、工芸館も徒歩5分の所にありそちらも注目。
恵比寿駅から動く通路にのった先の恵比寿ガーデンプレイス内にあります。写真専門の美術館。一階のホールでは映画が上映されており、ここだけで上映される作品も少なくありません。様々な写真作品に興味が湧いたら訪れるのもいいと思います。特に、映像だけの企画展などは他の美術館ではなかなか行われる事が少ないので、一度に大量の映像作品を観るよい機会です。